評価★★★☆☆
さすがの人気作。
アニメ化して大ヒットしただけある。
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた―。第8回スニーカー大賞大賞受賞作。
アニメやネタバレでほぼストーリーは知っていたんだが、それでも楽しめたのは、キャラクターの魅力と、何よりもキョンの一人称ですすむ地の文のうまさによるのだと思う。
キョンの独白が、独りよがりでなく、流れるようで気持ちいい。
もともとスニーカー文庫をそんなに読まないけれど、解説がついているのは初めてだった。
しかも、べた褒め。
確かにアイデアの料理の仕方、ストーリーの運び方と文章力、キャラクターの魅力、どれもすぐには欠点を見つけられそうにない。
続きも読んでみたいと思うのだが、その理由が、この作品が面白かったためか、人気作でそれなりに面白いからか、どちらなのか自分でも分からないから困る。
うーん、星3つ?4つ?
同じ作品でも媒体によって随分印象が変わることに気付いた。
ハルヒはアニメでも漫画でも読んだことがあるけれど、その時は別段面白いとは思わなかった。
今まで大きなネタバレに会わなかったことに感謝して、続きも読むことにしよう。