評価★★☆☆☆
その島は風車と風鈴に溢れ、余所者には誰も本当のことを話さなかった―作家葛木志保が自宅の鍵を預け失踪した。パートナーの式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り、「夜叉島」という名前に行き着いた。だが、島は明治以来の国家神道から外れた「黒祠の島」だった…。そして、嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性死体が発見されていた…。島民の白い眼と非協力の下、浮上する因習に満ちた孤島連続殺人の真相とは?実力派が満を持して放つ初の本格推理。
村人は非協力的で、よく分からないものを信仰していて、余所者を排除する。
って雰囲気の頃はよかったんだけど、協力者が現れ、色々なことが分かるようになってきてからつまんなくなった。
筆力はあるので最後まで読ませてしまうのだが、うーん、なんだかなぁ。
ミステリーなのに、ドキドキ感がなかった。
島の地図と、人物相関図は欲しかった。
登場人物が多く、親戚関係が複雑で、ちょっと分かりにくい。
同じ「閉鎖された村で事件が起こった」ものなら、「屍鬼」の方が全然面白い。
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【屍鬼/小野不由美】