評価★★★☆☆
商業ファンタジーというちょっと珍しいテーマの作品。
あらすじ
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。
感想
題の「狼」はホロのことだと読む前から想像が付いたが、「香辛料」は分からなかった。
いやー、そういう意味だったのね。
きれいにまとまってる。
貪欲は多くのものを失うが、禁欲が何かを生み出すということもない
という言葉になるほどと思った。
本文中で詭弁と言っているが、うーむ、その通りかもしれない。