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気合を入れた本とそうでない本の差が激しい、読書感想文。メインの読書タイムは通勤時間。マイブームはライトノベル全般。
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弁護側の証人 (集英社文庫 73-A)弁護側の証人 (集英社文庫 73-A)
(1978/01)
小泉 喜美子

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評価★★☆☆☆
無罪なのに死刑を宣告された被告人が、新たに弁護士をたて、判決を覆そうとする話。
被告人を取り違えていたので、面白くも何ともなかった。
なんとなく雰囲気が古くさい。
【以下ネタバレあり】
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
こちらニッポン 上こちらニッポン 上
(1980/05)
小松 左京

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こちらニッポン 下こちらニッポン 下
(1980/05)
小松 左京

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上巻★★★☆☆
下巻★★☆☆☆
おおお、迫力あるよ。

ある日突然、大阪中の人がいなくなった。
昨夜遅くまで呑んでいたから、まだ夢でも見ているのかもしれない。
二度寝する。
起きる。
おてんとさまはすっかりのぼっている。
なのに、人っ子一人見かけない。
街中を歩く。
いつも賑わっている商店街も、ビジネス街も、繁華街も、しーんと静か。
誰もいない。
テレビも映らない。
ラジオも聞こえない。
どうやら大阪だけでなく、日本中から人がいなくなったらしい…。

もし本当に日本中から人が消えて、自分だけが残ったら、夜など怖くて気が狂ってしまいそうだ。
人がいなくなった理由、そして幾人かの人だけ残った理由にどう決着をつけるのだろう。
この緊張感が最後まで続くことを祈る。

下巻を読んだ。
この結末はないだろう!?
「船出――未完の終章」と章題がついているが、まさにそんな感じ。
うまく誤魔化された気がしてならない。
シリアスにすすんでいたのに、最後の最後で落とされた。
あと、駿河湾とか固有地名を言われても分かりません。
具体的に何がどうなったのか教えてくれよ。
日本という国が、何十万人ものスペシャリストによって支えられているとか、良いこと言ってんのにな。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
富豪刑事 (新潮文庫)富豪刑事 (新潮文庫)
(1983/01)
筒井 康隆

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評価★★★☆☆
や、面白かった。
ドラマでは富豪刑事の役は深キョンだったけれど、原作では男になっている。
この方が俗っぽくなくていい。
細かなユーモアがきいていて、娯楽小説として愉しめる。
主人公大助の父親である喜久右衛門のキャラが面白い。

これ一冊で終わりだからいいのであって、続き物だったらパターン化して飽きそう。
一冊、おつまみにどうぞ?

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
そして扉が閉ざされた (講談社文庫)そして扉が閉ざされた (講談社文庫)
(1990/12)
岡嶋 二人

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評価★★★☆☆
結末が悲しい。
それなりのページ数があるのに、さらりと読めてしまう。
男女4人が密室に閉じ込められ、一人の女性の死を回想し、真実を見出だそうとする話。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
銀河帝国の崩壊 (創元SF文庫 (611-1))銀河帝国の崩壊 (創元SF文庫 (611-1))
(2000)
井上 勇、アーサー・C・クラーク 他

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評価★★☆☆☆
まず、邦題が良くない。
内容を誤解しやすい。
広大な宇宙を支配する銀河帝国が舞台のスペースオペラかと思った。
原題の"Against the fall of night"なら雰囲気が伝わりそうなのに。
実際の内容は、裏表紙のあらすじ紹介が的確に表現している。
むしろ、このあらすじが物語の全て。
これだけ読めばストーリーが分かっちゃう。
ほれ、以下の通り。
数億年の未来、銀河帝国は崩壊し、宇宙に雄飛した人類は砂漠と化した地球の一角で〈侵略者〉を恐れてかろうじて生存していた。禁断の好奇心にみせられたアルビン少年は他の天体の知性体を求めて宇宙へ旅立つ。純粋知性体に出会って解明される人類の歴史。再びよみがえる地球、壮大な人類と宇宙の大叙事詩がここに展開する。
やっぱりクラークは、私には合わないみたい。
題名につられて読んだけど、しばらく敬遠しよう。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
七都市物語 (ハヤカワ文庫JA)七都市物語 (ハヤカワ文庫JA)
(1990/03)
田中 芳樹

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総評★★★★☆
これ一冊で終わりなの!?
面白いのになぁ。
隠れた名作。
地上版銀英伝だ。

地軸が90度転倒し、南北両極が赤道地帯に移動した”大転倒”後の地球が舞台。
七つの都市が互いに侵略戦争を繰り返す。
それぞれの会戦の模様がメイン。
個性豊かな軍人が魅力的。
人間的には魅力的ではないどころか、世間一般では変人もしくは嫌な奴と見られているのに、軍事的才能は有り余る奴ばかり。
例えば、南極大陸にあるプリンス・ハラルド市のクルガン参謀長の相手をして、狭心症に似た症状をおこさないのは、彼の上官であるシュタミッツだけという。
奇策を多く用いる対戦が面白い。
続編出ないのかな…出たら買うよ、私は。
これを読んでいる間なら、テスト前だとしても時間が惜しくないと思った。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
ロートレック荘事件ロートレック荘事件
(1995/01)
筒井 康隆

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総評★★★☆☆
筒井康隆らしいミステリー。
これをアンフェアだと言う人もいるようだが、私は有りだと思う。
地の文は嘘を吐いていない。
後味はあまり良くないが、殺人事件の犯人探しが醍醐味のミステリーに、それを求めるのは酷というもの。
犯人の供述の雰囲気が「人間失格」と似ている。
【以下ネタバレあり】

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)
(1987/07)
泡坂 妻夫

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総評★★★★☆
そうか、これ自体が「しあわせの書」だったんだ…!

無理のない流れで、すーっと読める。
気付いたらトリックが明かされていた。
電車の中で、気持ち良く寝ていたら、いつの間にか終点に着いていたという感じ。
約20年前の本なのに、古さを全く感じないよ。
こんなに薄いのに、気分がすっきりする、サプリメントみたいな本。
続き物だけど、これ一冊でも十分楽しめる。

恐山に沢山のイタコが集まり、降霊をし賑わっている場面から話は始まる。
主人公はヨガの行者であるガンジーと、弟子の不動丸と美保子。
ふとしたことから、惟霊講会という宗教団体が発行している「しあわせの書」を、彼らは手に入れる。
その冊子で簡単な手品をするガンジー。
好奇心は猫をも殺すというが、ちょっとした興味から彼らは惟霊講会に関わることになる。
【以下ネタバレあり】

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
リプレイ (新潮文庫)リプレイ (新潮文庫)
(1990/07)
ケン・グリムウッド

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総評★★★☆☆
ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持ちに。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また――。
人生をやり直せたらとは誰もが一度は思うことだろう。
新しい日々が来ることがどれだけ素晴らしいことか、この本は伝えている。
どんなに全力を傾けて物事に取り組んでも、1988年10月18日午後1時6分になると25年前に戻り、全てが無に返る。
その絶望はいかほどのものか。
一度行った退屈なことを繰り返すのはどれだけ忍耐のいることか。
パメラとの出会いが、彼に希望をもたせ、彼の人生に彩りを増す。
パメラとジェフの絆は堅く堅く結ばれている。

読みごたえ十分。
先が予測できないところがまた面白い。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
クラインの壺 (講談社文庫)クラインの壺 (講談社文庫)
(2005/03)
岡嶋 二人

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総評★★★☆☆
ミステリーといっても、謎解きするタイプの作品ではない。
現代を舞台にした冒険小説というか…ドキドキする感じは、サスペンスのようだ。
全ての感覚がリアルな「クライン2」という仮想ゲームの存在が、現代ではありえなくないことが怖い。
現実かゲームの世界なのか、区別がつかなくなることが、これからあるだろうか。
十年近く前の作品なのに、まるでオンラインゲームの出現を予言していたようだ。

ちょっと小奇麗にまとまってしまっている印象はある。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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