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気合を入れた本とそうでない本の差が激しい、読書感想文。メインの読書タイムは通勤時間。マイブームはライトノベル全般。
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西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)
(2004/11/09)
森 奈津子

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評価★★☆☆☆
笑いとエロスがテーマの短編集。
この場合のエロスとは同性愛、それもほとんど百合のことだとの知識は入れておいたほうがいいだろう。
取り扱い注意!
「ありがとう、秀樹!わたくしとお姉様は、あなたのことを決して忘れませんわ」―謎のウイルスにより人類が死滅した世界で、ひとりの百合少女の野望を謳いあげる表題作、前代未聞のファーストコンタクト「地球娘による地球外クッキング」、1979年を舞台にした不条理青春グラフィティ「エロチカ79」ほか、悩める人類に大いなる福音を授ける、愛と笑いとエロスの全8篇。日本SF大賞ノミネートの代表作、待望の文庫化。
勢いにおされて最後まで読んでしまった。
基本マイノリティ。でも明るい。
テンション高くてずっこけちゃう。
ただのエロ小説になってる短編もあるが、軽く読める一冊。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
さよなら妖精 (創元推理文庫)さよなら妖精 (創元推理文庫)
(2006/06/10)
米澤 穂信

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評価★★☆☆☆
ミステリーというより青春小説。
細々とした謎解きはあるけれど、主題はボーイ・ミーツ・ガール。
1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶のなかに―。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。気鋭の新人が贈る清新な力作。
喪失を感じる。何か引っ掛かる。
この物語を読み感じたことはあるのけれど、雲のようにもやもやしていて、うまく掴めない。

こちらの記事を読み、共感を覚えた。
主人公の守屋は、自分探しをしていたのかな。
【以下ネタバレあり】

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妙なる技の乙女たち妙なる技の乙女たち
(2008/02)
小川 一水

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評価★★☆☆☆
西暦2050年、赤道直下。
東南アジアの海上都市リンガは、宇宙産業の拠点となった。
人類初の商用軌道エレベーターが、毎日五千人の人間を宇宙へ運び上げ、運び下ろしている。
そんなリンガで働く、若い女性達のオムニバスストーリー。全7話収録。

気に入ったのは、1話と5話。
第一話「天上のデザイナー」は、しがない工業デザイナーである京野歩が主人公。
やる気を見せれば嘲笑い、やる気を出さなければ怒る社長。
やっつけ仕事でテキトーにでっちあげるだけの先輩社員達。
歩は、彼らには内緒で宇宙服コンペに応募し、自分の実力を確かめようとする。

努力して前へ進もうとする歩を、ついつい応援したくなる。
宇宙服のデザインというテーマも興味深い。
まん丸のヘルメットをかぶり、ごわごわした銀色の服に大きなバックパックを背負う宇宙服から、洗練されたおしゃれな宇宙服を考え出していく過程が興味深かった。
また、コンペに応募した結果、その後の歩の行動も、ドラマ性があってよかった。
続きが読みたい。

第五話「Lift me to the Moon」は、軌道エレベーターの臨時アテンダント、犬井麦穂が主人公。
軌道エレベーターはリンガ山から静止軌道上の宇宙港まで、毎日往復する。
軌道エレベーターを昇っていく緊張感と興奮がリアルに伝わってきた。

第一話が一番面白くて、あとになればなるほど興奮が冷めてくる。
次はもっとSFっぽいSFが読みたいな。

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十三番目の陪審員十三番目の陪審員
(2001/08)
芦辺 拓

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評価★★★★☆
うわっ、うわっ!!
ぶわわわっときた。鳥肌がたった。
陪審員ものは「十二人の怒れる男」しか見たことなかったけど、これは陪審員に
ついて知らない人に是非読んでほしい。
考えが変わる…とは言わないが、考える材料になる。
架空の殺人事件をしたて、警察とマスコミがいかにして冤罪を作り出すか告発しようという無謀な計画。この企てに参加した鷹見は、DNA鑑定すら欺き見事に容疑者となる。しかし、彼に突きつけられたのは、まったく身に覚えのない女性殺害容疑であった。誰も取り合わない被告の言い分を信じ、戦後初の陪審制で行われる法廷にのぞむ弁護士・森江春策。民主的な裁判制度の復活に反対する勢力が仕掛けた壮大なトリックに、司法の命運を託された森江と十二人の陪審員はどう挑むのか。
始めは《冤罪計画》のプロデューサーである船井信が怪しすぎて、どうにも信用できなかった。
嘘くさいし、全然情報を洩らさない。
信用していいのか分からない。

鷹見が逮捕され、冤罪がぶっかけられ、森江が弁護につくことになってから、夢中になった。
法廷での弁護士と検事のやりとり、証人の発言、陪審員の視線、二転三転する法廷の空気…熱中した。
プロローグの行政裁判とどう繋がるのか分からなかったが、なるほど、そうくるのか。
見事な解決だ。

この本の元となる単行本は、1998年に刊行されている。
十年前、陪審制について考えていた人は、どれだけいたのだろう。
そして今、あと一年強で陪審制が始まるというのに、知らないことが多すぎる。
我が国でも1928年から43年まで存在していたなんて初めて知った。
私は陪審員制について、無関心だったし、時間とられそうだから嫌だなと思っていたのだが、この本を読み、まずはやってみて駄目だったらやり方を変えればいいという考え方に変わった。

一般市民が無能だと、誰が決めた。
しがらみに捉われないからこそ、出せる結論があるのだ。

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真・無責任艦長タイラー〈5〉復活編 (ファミ通文庫)真・無責任艦長タイラー〈5〉復活編 (ファミ通文庫)
(2001/11)
吉岡 平

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評価★★★★☆
うわあああ!いいところで!いいところでええええぇ!
最終回一歩手前で止められた。
タイラー復活!アザリン無事!いよいよ最終決戦へ!
この盛り上がりのまま、最終巻まで続けて読みたかった。
ワングの放った刺客から皇帝アザリンを庇い、瀕死の重傷を負った“パコパコ”こと宇宙軍少将・タイラー。すぐさま行われた前代未聞の機能回復手術の結果、タイラーは…。一方、哀しみにくれる宇宙軍では、フジ中将の特別な計らいによる盛大な軍葬が執り行われ、『旧式』の船乗りたち総出による弔い合戦が始まろうとしてた―。心身ともに絶ち難い絆で結ばれた、アザリンとタイラー。宇宙を埋め尽くす艦隊を前に二人の運命は!?衝撃の第五巻。
いや、もう、なんて言ったらいいか。
これぞ「復活」編。
ビバ!タイラー!
ビバ!無責任艦長!

このシリーズ、まだまだ続きがあるようで嬉しい。
この楽しさ、終わらせてたまるか!
戦争だから人死は避けられないけど、底抜けに明るい。
シリアスはあっても、深刻さはない。
夢中になったさ。

さあ、最終巻を読みにいこう。

■関連レビュー
【真・無責任艦長タイラー〈4〉虜囚編/吉岡平】
【真・無責任艦長タイラー〈1〉入隊編/吉岡平】

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真・無責任艦長タイラー〈4〉虜囚編 (ファミ通文庫)真・無責任艦長タイラー〈4〉虜囚編 (ファミ通文庫)
(2001/08)
吉岡 平

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評価★★★★☆
読み終わったとき、ふーっと息を継いだ。
シリアス入ってきた。
「阿蘇」とともに無期限の航海へと送り出されたタイラー一行。最新鋭艦隊を率い、万全の布陣でタイラーを追い詰めるロナワー艦隊を、ドリームチームの活躍で撃沈するも、最悪の悲劇が艦を襲う。ラアルゴンの破壊工作員、バラゴムと宇宙最強の毒花・ハルミにより、クルーの命は風前の灯火、タイラーもその毒牙に ―。何とかサカイの機転により救われ、バラゴムの暴走を阻止するタイラーだが、その時既に彼らは…。運命の人と遂に出会うか?怒涛の第四巻。
まさに怒涛。
テロリストの最期、ル・バラバ・ドムとの邂逅、アザリンとの触れ合い。
タイラーにあったら八つ裂きにすると言っていたアザリンとタイラーがどうやって仲良くなるのか不思議に思っていたのだが、まさかあんな方法とは…!
これは予想がつかなかった。てか笑った。
アザリンもそれでいいのか!
ドムの悔しそうな顔が忘れられない。笑

巻末の次回予告で、次巻一巻分のあらすじをまるまるさらっている。
これは次回予告じゃない…ネタバレだよ……。

■関連レビュー
【真・無責任艦長タイラー〈3〉邂逅編/吉岡平】
【真・無責任艦長タイラー〈1〉入隊編/吉岡平】

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真・無責任艦長タイラー〈3〉邂逅編 (ファミ通文庫)真・無責任艦長タイラー〈3〉邂逅編 (ファミ通文庫)
(2001/05)
吉岡 平

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評価★★★☆☆
欠陥駆逐艦「あさなぎ」もなんのその、またもや、ラアルゴン艦隊をぶっ潰し、前代未聞の若き大佐となったタイラー。しかし、彼を葬らんとする内外の敵の陰謀はますます熾烈を極め、名指しで爆弾テロまで発生する始末―。一方、敬愛する先輩・ミフネを喪ったヤマモトは、その痛手から立ち直れないでいた。だが、そんなヤマモトに追い討ちをかけるように、タイラー艦長率いる「阿蘇」への乗艦命令が…。この二人の関係の行く末を占う第三巻。
勝利に次ぐ勝利のため、ついにテロに狙われるほどになってしまったタイラー。
また、フジ参謀長の陰謀により、タイラー艦長率いる「阿蘇」の副長はヤスダではなくヤマモト、所属する艦隊の司令はミフネ中将となる。
ミフネ中将はタイラーの前で自ら犠牲になったキクチヨ大佐の父親であり、ヤマモトは親友であった。
針の筵の人事の中で、タイラーを殲滅せんと、ついにロワナーが動き出す。

どこか、やりきれなさを感じてしまう。
タイラーだけを狙うテロ、ドリーム・チームで組まれた新艦、天才にはかなわないロワナー。
人が殺されていく。

ヤマモト君の変わりようにびっくり。

関連レビュー
【真・無責任艦長タイラー〈2〉奮闘編/吉岡平】
【真・無責任艦長タイラー〈1〉入隊編/吉岡平】

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真・無責任艦長タイラー〈2〉奮闘編 (ファミ通文庫)真・無責任艦長タイラー〈2〉奮闘編 (ファミ通文庫)
(2001/02)
吉岡 平

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評価★★★★☆
やっと手に入った、タイラーシリーズ第二巻!
期待を裏切らない面白さ。
ひょんなことから宇宙軍に入隊する羽目になった、ジャスティ・ウエキ・タイラー。軽薄・いい加減・お調子者と悪いこと三拍子のタイラーだが、なぜか人好きするらしく、瞬く間に出世。初陣、プロキオンの戦いでの劇的な大勝利の功績により、新型駆逐艦「あさなぎ」とユリコ・スターという華までゲット。だが、タイラーを快く思わぬフジ中将の陰謀により、辺境パトロールへ―。そこで、彼を待ち受ける恐怖の出来事とは!?新たなるタイラー伝説、第二巻。
一夜にして現れた惑星連合宇宙軍の英雄、と呼ばれるだけあり、その才能を恐れる同軍のフジ中将からは嫌われ、敵軍からは狙われる。
タイラーは天才だ。
それゆえに傷つけてしまう人がおり、憎まれてしまうことがある。
正攻法で攻めて全滅する人のそばで、奇抜な策で無傷な人がいる。しかも笑顔。
戦場でそれをやられたら、たまったもんじゃないもんね。

タイラーに幸あれ。

関連レビュー
【真・無責任艦長タイラー〈1〉入隊編/吉岡平】

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春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
(2004/12/18)
米澤 穂信

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評価★★★☆☆
可愛らしい題名、表紙に、登場するのは小市民を目指す高校生。
人見知りする小動物系小山内さん、争いごとを起こさないよう地味に過ごす小鳩君、徹底的に小市民を目指す二人に好感をもった。
起こる事件も、ポシェットが盗まれたり、ココアの作り方について考えたりと、小さなものばかり。
けれど、それが好ましい。
7つの短篇からなるのだけれど、すべてのエピソードが一つの終焉に向かっていて、お見事。
無駄なものが何もない。
いらないものは省き、シンプルに必要なものだけで仕上げている。
小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。
ライトノベルを紹介するwebサイトの管理人によって、解説が書かれている。
以下、解説の愚痴っつーか、文句なので、要注意。
【以下ネタバレあり】

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ここは魔法少年育成センターここは魔法少年育成センター
(2002/03)
久美 沙織

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評価★★★☆☆
日本版ハリポタ。
二番煎じだと思って期待してなかったのだが、意外と面白かった。
日本の中学生が主人公なので、とっつきやすく、心情も理解しやすい。
コミカルでテンポがよく、へんてこなことが次々起こって飽きない。
魔法使いが厳重に管理されているこの国では、強い魔法力を持っていることがわかった青少年は問答無用で鑑別所めいた魔法学校に入れられる。親友のタカチを助けようとして突然魔法力に目覚めた瑛蘭は、何の知識もなく曲者揃いの魔法学校に転校させられてしまう。世界中の不幸を一身に背負った?少年の、戸惑いに満ちた魔法学校での生活を描くコミカルファンタジー。

普通の中学に通ってた瑛蘭が、魔法学校にいきなり転入することになって、戸惑い、気張り、自覚をもち、意識が変わり、馴染んでいくのが面白い。
気軽に読める一冊。

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