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気合を入れた本とそうでない本の差が激しい、読書感想文。メインの読書タイムは通勤時間。マイブームはライトノベル全般。
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リドル・ロマンス―迷宮浪漫リドル・ロマンス―迷宮浪漫
(2003/03)
西澤 保彦

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評価★★☆☆☆

あらすじ

きらめく夜景を望む高層ビルの1室。何でも願いを叶えてくれるという謎の人物〈ハーレクイン〉を訪ねる老若男女。絡み合った謎が解かれ、明らかになる人々の真実とは? ファンタジック・ミステリ連作。

感想

西澤保彦版「笑ゥせぇるすまん」

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (YA!ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (YA!ENTERTAINMENT)
(2003/10)
香月 日輪

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評価★★☆☆☆

あらすじ

夕士が高校入学と同時に始めた、あこがれの下宿生活。幼い頃に両親を事故で亡くしたため、早く独り立ちをするのが彼の夢。ところがそこには、ちょっと変わった、しかし人情味あふれる“住人たち”が暮らしていた…。

感想

いい感じのジュヴナイル小説。
物語の中に、大事な、人によっては心にすとんとくるようなメッセージが込められている。

話はなかなか通じなかった。俺の本当に言いたいことを表現するのが難しいこともあるけど、みんなと話していて気づいたことがある。「議論ができない」んだ。一つのテーマを掘り下げて考え、意見を言いあうことができない。話がすぐに終わってしまい、すぐに次の話へ次の話へとずれていってしまうんだ。
(中略)真剣に悩むこと自体、なにかを深く語ること自体が、ダサイこと、面倒くさいことなのかもしれない。
「悪い部分もすべては君たちの一部だ。切り捨てることはできないよ。だからそれはそれとして置いといて、君の目は未来を見るんだ。夕士くん。なりたい自分をね。行きたい場所、やりたいこと。夢を見る人間には、無限の可能性があるんだよ。だから人間は素晴らしい。たとえ、そこに欲深さの罪はあっても、未来へ未来へと進化するのが人間だ。良いことと悪いことを繰り返しながら」
「同じ考えしか持たない集団ってのは、いつか必ずダメになるからな」
「うん……うん?」
「昨夜、ニュースでやってたぜ。アメリカでまた宗教団体が集団自殺したってよ」
「え?だから?」
「だから、お前が今言ったことって、そういう意味だろ?違う視点からも考えなきゃダメだって」
「…………」
「価値観ってのは、一つしかないとそれはもはや価値観ですらないんだ。価値観は、いろんな価値観と比べてこそ価値観なんだよ。自分の価値観も、別の価値観と比べてみて初めて価値観たるというか、よくわかるんだよな」

いつかこれらの言葉が、身にしみて実感できる時がくるといい。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
マルタ・サギーは探偵ですか? (富士見ミステリー文庫)マルタ・サギーは探偵ですか? (富士見ミステリー文庫)
(2003/12)
野梨原 花南

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評価★★☆☆☆

あらすじ

彼の名前はマルタ・サギー。本当は少し違うけれど、オスタスに来てからはそう呼ばれている。職業は『名探偵』。けれど推理はしないし、できない。マルタにあるのは“事件を強制的に終結”させる力だけ。彼がその力を行使すると“世界の法則さえ捻じ曲げて事態が解決”してしまうのだ。「だってどんな世界でも働かなきゃ、生きていけないし。僕にできるのは『名探偵』だけだし」完璧な探偵であり、同時に全く探偵でないマルタ・サギーは、如何にして『名探偵』になったのか?彼の“秘匿されている”過去が、そして宿命の好敵手、怪盗ドクトル・バーチとの出会いの顛末が、今初めて明らかになる!マルタは、へらりと笑う。「不安なのは、どこでだって一緒だ。だから新しい世界で、僕はどんな僕になろうか考えたのさ」。

感想

変わった題名が気に入って手に取ったのだが……これ、どこが面白いんだ?

「マルタ・サギー」シリーズ長編第1作。
異世界カードバトルもの(だと思う)
主人公が異世界に紛れ込み、ドラゴン遭難事件&連続殺人事件を解決し、探偵事務所を構えるまでの話。
異世界ではじめに出会ったアウレカとは生き別れになったっきりで、その後のフォローはない。
続き物であることが意識されている。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
2005年のロケットボーイズ2005年のロケットボーイズ
(2005/07)
五十嵐 貴久

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評価★★★☆☆

あらすじ

やっぱり地球は青かった。落ちこぼれのオレと引きこもりのアイツが今年、町工場発宇宙行きの手づくり衛星を飛ばします。え、マジで?うん、マジマジ!『1985年の奇跡』の著者が贈る本邦初の理系青春小説。

感想

文庫版の漫画絵の表紙と題名に惹かれて手に取った。
はからずも読んだばかりの「交渉人」と同筆者だったが、物語としてのまとまりはこちらの方が良い。

人に薦められる青春小説。
落ちこぼれがキューブサットというちっちゃな人工衛星を飛ばすために奮闘する話。
読みやすい。適度にうまくいかないところも良い。

面白いんだけど、何かが物足りない。佳作止まり。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
彩雲国物語 光降る碧の大地 (ビーンズ文庫)彩雲国物語 光降る碧の大地 (ビーンズ文庫)
(2006/01/31)
雪乃 紗衣

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評価★★★☆☆

あらすじ

女性州牧の紅秀麗は、流行をみせる奇病の解決と、姿を消した影月を探すため、急遽茶州へ戻ることに。しかし茶州には、秀麗が奇病の原因だという「邪仙教」の教えが広まっていた!「もしも自分のせいなら、私は―」密かに覚悟を決める秀麗。そんな彼女を、副官の燕青や静蘭も必死で守ろうとするけど!?迫り来る病、そして邪仙教との対決は!?影月編、全てはこの衝撃の結末へ…!!超人気・極彩色ファンタジー第8弾。

関連レビュー

前巻【彩雲国物語―心は藍よりも深く/雪乃紗衣】
次巻【彩雲国物語―紅梅は夜に香る/雪乃紗衣】

感想

この作品を読む時のポイントは2つ。

一つ、秀麗の逆ハーレムっぷりを楽しむこと。
州牧として経験が浅く未熟でも、器量は十人並みでも、ちょっと口が悪くなることがあっても、モテモテなのはヒロインだからです!
そこにツッコミは不要。
秀麗になったつもりで、男どもから受けるちやほやを楽しんでください。

二つ、情熱がある若手の頑張りやさんの物語だと心得ること。
この作品の世界では、「才能がない」は言い訳にすぎません。
まず、努力してください。努力すれば必ず報われます。奇跡だっておきます。
「そこそこやれればいいや」のような保守的な人はよく思われません。

以上二つのことさえに気を付ければ、どっぷりハマれます。

ちゅーことで、彩雲国物語第8弾。影月編完結編。
ぼろっぼろに泣いた。
影月の一途な思い、病の母をもつシュウランの叫び、自分の立場よりも人命を尊重した秀麗の行動に涙が出た。
影月の熱い「生きたい」と思う心、あまりにも一途な思いに、「そりゃ正論だろ」と言う気も失せた。

【以下ネタバレあり】

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌
導きの星〈4〉出会いの銀河 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)導きの星〈4〉出会いの銀河 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)
(2003/11)
小川 一水

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評価★★☆☆☆

あらすじ

地球文明圏は地球外知性体が宇宙航法を入手したことで戦乱期を迎えた。目的人格に率いられたセントールに地球勢力は退却を余儀なくされる…。外文明支援省を離れた司が導くオセアノにも戦火が迫る。そして銀河諸文明に介入してきた超知性体の存在を知ったオセアノ人は何を選択するか?異星文明間の争いの中、移ろいゆく文明の真実を求めて生きる人々を描くハートフル文明育成SF、感動の完結篇。

関連レビュー

前巻【導きの星〈3〉災いの空/小川一水】
感想を1巻から【導きの星〈1〉目覚めの大地/小川一水】

感想

前巻までは「オセアオ文明を見守る」という基本スタンスがあったのに、今巻でいきなりそれが根幹からひっくり返されてびっくり。
1~3巻と比べて、4巻だけが違う方向を向いている。
風呂敷を広げる準備はあったんだけど、広げてみたら思った以上に広すぎて引っ張られたという印象をうけた。

【以下ネタバレあり】

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
(2009/02)
米澤 穂信

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秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
(2009/03/05)
米澤 穂信

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評価★★☆☆☆

あらすじ

あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。

関連レビュー

前巻【夏期限定トロピカルパフェ事件/米澤穂信】

感想

期待しすぎたのか、長編だからか、シリーズ前2作より楽しめなかった。残念。

「小鳩君に彼女ができた!」という発売前に知った情報にわくわくしながら、本作が出版されるのを待っていた。
近所の本屋には売っておらず、発売されてから手に入れるまで日にちが経ってしまった。
創元推理文庫を置いてない店が多いのね。

小市民を目指す小鳩君と小山内さんが、日常的な謎を論理的に解明するのが好きだった。
今作は放火事件と大きな謎を本格的に解いているので、私の期待からは外れた。

スイーツの美味しそうな描写は見事。
高校生活もあと少し。
小山内さんと小鳩君には是非、おいしいスイーツを食べながら日常的な謎解きを楽しんで欲しい。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
交渉人交渉人
(2003/01)
五十嵐 貴久

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評価★★☆☆☆

あらすじ

救急病院の患者を人質に立てこもる三人組。対する警視庁は500人体制で周囲を固めた。そして犯人グループとの駆け引きは特殊捜査班のエース、アメリカ FBI仕込みの凄腕交渉人!思い通りに犯人を誘導し、懐柔してゆく手腕が冴え渡る。解決間近と思われた事件だが、現金受け渡しの時から何かが狂う。どこで間違ったのか。彼らは何者なのか…。

感想

起承転結のお手本のような作品。
立てこもり事件が起こる「起」、犯人グループと警察のハラハラする駆け引きが続く「承」、犯人グループが思わぬ行動を起こし警察が動揺する「転」、真実が明らかになる「結」。
全4章のそれぞれの章が、そのまま起承転結に当てはまる。

3章までは犯人グループと警察のやりとりをドキドキしながら楽しめたが、ラストで一気に興ざめ。
正論を吐かれてもなぁ…。

【以下ネタバレあり】

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
ナイフが町に降ってくる (祥伝社文庫)ナイフが町に降ってくる (祥伝社文庫)
(2002/03)
西澤 保彦

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評価★★☆☆☆

あらすじ

「謎が解けなければ時間は永遠に止まったままだ」何かに疑問を抱くと時が停止するという奇癖を持つ青年末統一郎の言葉に、女子高生真奈は逆上した。二人以外のすべての人間、物体は静止状態。そして謎とは、眼前でナイフを腹に突き立てて固まっている男。誰が、いつ犯行を?だが真相を探る二人は、町中でナイフの犠牲者を次々に発見。ナイフの雨が町を襲った?迷宮に陥ちた二人。はたして“時間牢”から脱出できるか…。前代未聞の設定で読者を翻弄する新本格推理の書下ろし傑作。

感想

時間が止まった状態で、ナイフに刺された人を何人も発見するというあらすじは面白かったが、トリック(とさえ呼べないと思う)は惨憺たるもの。

【以下ネタバレあり】

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
惑星CB-8越冬隊 (1983年) (ハヤカワ文庫―JA)惑星CB-8越冬隊 (1983年) (ハヤカワ文庫―JA)
(1983/01)
谷 甲州

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評価★★☆☆☆

あらすじ

地球は汎銀河世界にその位置さえも忘れ去られた時代。特異な軌道を持つ惑星CB-8を可住化改造するためのプロジェクトは、CB-8の異常な性質により人工太陽がトラブルを起こし、気圧変動も重なって越冬隊は全滅の危機に瀕する。一方CB-8にはありのままのその星に入植しようとした地球人グループもいた。空気が希薄になりゆく氷の大陸で、生き延びるための苦闘が始まる。

感想

星2つと半分。
ハードSFでなければ、星3つにしてた。
ジオイドとか極軌道とか基準楕円体とか、知るかー!
高校地学の知識があれば理解できて、もっと楽しめたのかな。むむむ。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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