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気合を入れた本とそうでない本の差が激しい、読書感想文。メインの読書タイムは通勤時間。マイブームはライトノベル全般。
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のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

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評価★★☆☆☆

あらすじ

時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。

感想

2008年の話題作。
第139回直木賞にノミネート、2008年本屋大賞では2位を受賞。
「のぼう様」と呼ばれる成田長親が、対石田三成の攻城戦を行う。

のぼう様は、領民からバカにされつつも慕われ、何も考えていないように見えながら底知れない何かを感じさせ、言葉少なに命令を下さず部下に任せる。
突飛な言動や行動で周りの人間を呆れさせつつ、その行動が皆を奮い立たせ、勝利へ導く。
そんな成田長親の造形が、この小説の魅力であり人気が出た理由でもあるのだと思うのだが、どこかで見たことのあるような人物像だと感じた。

普段歴史小説を読まないライト層に受けてるらしいけど、読みやすいとは思わなかったぞ。

表紙をオノ・ナツメ先生のイラストにしたのは大正解だと思う。
のそーっとした「のぼう様」のイメージにぴったり。

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
カラット探偵事務所の事件簿 1カラット探偵事務所の事件簿 1
(2008/09/13)
乾 くるみ

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評価★★☆☆☆

あらすじ

あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします!
高校の同級生・古谷(ふるや)が探偵事務所を開くことになった。体調を崩していた俺は、その誘いを受け新聞記者から転職して、古谷の探偵事務所に勤めることにした。探偵事務所といっても、浮気調査や信用調査などは苦手としているようだ。出不精の所長・古谷を除けば、実質的な調査員は俺だけになってしまうので、張り込みや尾行などといった業務もろくにこなせないのだ。ではいったい何ができるのかというと――実は≪謎解き≫なのだ。
作家とファンのメールのやりとりの中から、隠された真実を明らかにしていく「卵消失事件」、屋敷に打ち込まれた矢の謎を解く「三本の矢」など、技巧の限りを尽くして描いた6つの事件を収録。
『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大反響を巻き起こし、練達の愛好家を唸らせつづける著者、待望の連作短篇集。

感想

本格ミステリ短編集。
本格ミステリは苦手だと、再認識させてくれた本だった。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
食堂かたつむり食堂かたつむり
(2008/01)
小川 糸

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評価★★☆☆☆

あらすじ

料理の神様、お願いします――衝撃的な失恋のあと、倫子は故郷に戻り実家の離れで食堂を始める。ある噂とともに店は評判になるが。

感想

ちょっと前の話題作。
出てくる料理は美味しそうで、美味しいご飯が食べたくなったけど、さっぱり感傷にひたれなかった。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
ラブコメ今昔ラブコメ今昔
(2008/07/01)
有川 浩

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評価★★★☆☆

あらすじ

突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?(『ラブコメ今昔』)。出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど…(『軍事とオタクと彼』)。「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…(『広報官、走る!』)。旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が(『青い衝撃』)。よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない(『秘め事』)。「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず…(『ダンディ・ライオン―またはラブコメ今昔イマドキ編』)。

感想

読みやすい文章と、やりすぎない甘さがいい。
自衛官ラブコメ短編集。

トレンディドラマに出てくるような、美人で気が強くて人生を目一杯楽しんでいる女性ではなく、どこか一点だけ光るような普通の女性がヒロインであるのがいい。
街中にいそうなカップルで、安心できる…のとは違うんだけど、等身大で「私にもこんな恋できるかなぁ」と思わせる。
自衛隊の裏話もちょっと嬉しい。


テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌
彩雲国物語―白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)
(2007/08/31)
雪乃 紗衣

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評価★★☆☆☆

あらすじ

監察御史として、自分なりに歩み始めた秀麗。一方国王の劉輝は、忠誠の証を返上して去った、側近の藍楸瑛を取り戻すため、藍州へ赴くことに!案内役として、後宮に入った藍家の十三姫を連れ、ひっそりと旅立った劉輝。そして、その後を追うのは秀麗のシゴトで…!?迷える将軍・楸瑛、王として悩む劉輝、そしてちょっぴり複雑なキモチの秀麗の、それぞれの旅はどうなる!?疾風怒涛の急展開・シリーズ第12弾、堂々登場。

関連レビュー

前巻【彩雲国物語―青嵐にゆれる月草/雪乃紗衣】
次巻【彩雲国物語―隣の百合は白/雪乃紗衣】

感想

タンタン編終了。
表紙の藍将軍カッコいい。あとがきで触れられるまで「この表紙のイケメンは誰だ?」と思ってた。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
ブラックロッド (電撃文庫)ブラックロッド (電撃文庫)
(1997/04)
古橋 秀之

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評価★★☆☆☆

あらすじ

ブラックロッド―公安局・魔導特捜官。精神拘束により全ての感情を封印した彼に表情はない。まるで死人の顔。ヴァージニア9―降魔局・妖術技官。黄色い外套をはおった少女。だが、侮る事は禁物だ。彼女は魔女の分身なのだから。ビリー・ロン―探偵業をなりわいとする気さくな青年。人なつっこい笑顔には、だが “牙”がある。ゼン・ランドー―3つの都市を奈落堕ちさせた隻眼の男。その正体は人か魔か…。第2回電撃ゲーム小説大賞で「大賞」を受賞した異色作。異形の町ケイオス・ヘキサが今、文庫に出現する。

感想

和風サイバーパンクアクション。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
箱はマのつく水の底! (ビーンズ文庫)箱はマのつく水の底! (ビーンズ文庫)
(2006/04/28)
喬林 知

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評価★★☆☆☆

あらすじ

コンラッドとも、そしてヨザックとも離ればなれになったおれ、マ王・渋谷有利。小シマロン王サラレギーとふたりきりで聖砂国内を移動することになったんだけど、おれはどうしてもこの同行人に心を許すことができない。一方、村田たち地球組は、異世界で消息を絶ったおれを心配して行動を開始するが…?表題作のほか、有利と村田の地球生活をえがく短編『マ王陛下の花嫁は誰だ!?』も収録した、マシリーズ本編第13弾。

関連レビュー

前巻【宝はマのつく土の中!/喬林知】
次巻【砂はマのつく途の先!/喬林知】

感想

うっわー、重。
地の文でギャグをかませてあっても、ストーリーが重い。
サラは嘘つきだわ、甘い毒のある言葉を吐くわ、ユーリはへろへろだわ、ヨザックのことが心に重くのしかかるわ。
かといってギャグではなく、シリアスと見て取るには、細かいところが気になる。
5日間も飲まず食わず+ヨザックを喪ったという心理的な負い目+目が見えないというハンデを負った割には、喋るわサラの甘言に騙されないわ人を気遣う余裕があるわで、一般的な高校生にしては出来過ぎな気も。
こんな揚げ足を取ってもどうしようもないけれど。
この巻で待たされたら辛いわ。
早く次巻を読もう。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))
(1995/04)
原 りょう

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評価★★☆☆☆

あらすじ

ルポ・ライターの失踪、怪文書、東京都知事狙撃事件…。西新宿に探偵事務所を構える沢崎が立ち向かう難事件の背後には巨大な陰謀が隠され、鮮やかなラストシーンに向って物語はスピーディに展開してゆく。レイモンド・チャンドラーに心酔する、ジャズ・ピアニストの著者が2年の歳月をかけ完成させた渾身の処女長篇。いきのいい会話と緊密なプロットで贈る、期待の本格ハードボイルド登場。

感想

探偵・沢崎シリーズ第一作であり、原りょうのデビュー作。
「私が殺した少女」が読みたくて、その前作となるこの本を手に取った……んだけど。
濃厚なハードボイルド加減と、絡み合う人間関係と複雑な真相にギブアップ。
私には合わなかった。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
マリオネット症候群 (徳間デュアル文庫)マリオネット症候群 (徳間デュアル文庫)
(2001/10)
乾 くるみ

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評価★★☆☆☆

あらすじ

とにかく私は驚いた。ある晩、目覚めたら、勝手に動いている自分の身体。意識はハッキリしてるのに、声は誰にも通じない―まさか私、何かに乗っ取られちゃったの!?誰の仕業かと思っていたら、なんと操り主は、あこがれの森川先輩らしいの。でも、森川先輩って、殺されちゃったらしくって…それっていったい、どういうこと?とっても奇妙なパラサイト・ストーリー。書き下ろしで登場。

感想

新井素子「あたしの中の……」を思い出した。
ノリとしては西澤保彦っぽい。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)
(2007/03)
雪乃 紗衣

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評価★★★☆☆

あらすじ

新たな職場・御史台で働き始めた紅秀麗。新米の監察御史として、天才で天敵の美青年・陸清雅と張り合いながら頑張る秀麗に、大きな仕事が舞い込んだ!!それは、王・劉輝の妃候補として命を狙われている、藍家の十三姫の「身代わり」に、後宮に入ることで!?劉輝のお妃問題に、揺れる秀麗の乙女ゴコロ、そして妹を後宮に入れる事になった藍楸瑛の苦悩の行方は!?清雅とのライバル関係も過熱気味!目が離せない第11弾。

関連レビュー

前巻【彩雲国物語―紅梅は夜に香る/雪乃紗衣】
次巻【彩雲国物語―白虹は天をめざす/雪乃紗衣】

感想

上司の嫌味にも負けず元気に頑張る秀麗がいい。
新人なりに悩んだりしつつ行動する秀麗に共感した…というか、「私も頑張ろう」って思えた。

大事なことをストレートな言葉で伝えてくれるところも共感をもてる。

目指すものを手に入れるまでは、人はあまり悩まない。つかんでからが大変なのだ。悩むのも、失敗するのも、力が足りなくて落ち込むのも当たり前だ。それは悪いことではない。前に進むために必要なこと。つらくても苦しくても、必死で顔を上げて、壁を越えていかなくては、いつか焦がれ、夢見たものもこぼれおちる。つかんだままでいることは、とても難しい。
壁の前で落ち込んで沈むよりも、なにくそと怒って、力にして、よじのぼるほうがいい。
だからいつも張りつめた糸のようだった。(中略)けれど自分でそれができるようにならないと、先には進めない。何かを抑えているうちは、本来もつ力のすべてを発揮することはできない。
「君の特技は他にもありますよ、タンタン君、『自分じゃないとできないこと』なんて滅多にありませんよ。誰かにできることは大概他の誰かにもできます。『この人じゃないと』というのは、実績と信頼を重ねるからこそそう思われるだけです。お嬢様にとっての私や燕青も同じことですし、タンタン君もそうです」
「俺?」
「ええ。たとえば清雅くんと君のどちらかを補佐に選べといわれたら、お嬢様は間違いなく君を選びます。清雅くんの能力が高ろうが、お嬢様を助けた実績と信頼が勝っているからです。そういうことですよ。いま官吏でお嬢様の傍にいられる立場としては君が一番です」
『――なら、しがみつけ。あきらめるな。最後の最後まで勝負をかけろ。あらゆる策を巡らし、決断し、勝利をもぎとれ』
あきらめきれない大切なものを、失いたくないのなら。
(中略)
迷いはいつもある。傷つきたくないから何も望まないで生きてきた。
府庫の片隅で、優しい誰かが手を差し伸べてくれるのをただ待っていた。
秀麗と出会うまで、りゅうきの世界は掌に載るくらい小さかった。――すべては自分のせい。
傷ついてもいいから何かを手に入れたいと、思わなかったから。
でも、もうあきらめない。

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