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気合を入れた本とそうでない本の差が激しい、読書感想文。メインの読書タイムは通勤時間。マイブームはライトノベル全般。
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しにがみのバラッド。 (電撃文庫)しにがみのバラッド。 (電撃文庫)
(2003/06)
ハセガワ ケイスケ

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評価

あらすじ

目を覚ますと、少女は死神でした。その少女は、死神でありながら、その真っ白な容姿ゆえに仲間から「変わり者」と呼ばれていました。しかし、少女の持つ巨大な鈍色の鎌は、まさしく死の番人のものです。少女の使命は人間の命を運ぶこと。死を司る黒き使者である少女は、仕え魔のダニエルと共に、人の魂を奪いにいくのです。死を司る少女は、様々な人と出会い、そして別れていきます。哀しくて、やさしいお話。

感想

1話を読んだだけで、むかっ腹がたった。
ほぼ「モモがいたから気持ちが通じ合えた。よかった」というラストになる短編集。
逆にモモがいなかったらを考えると、これはひどいと言わざるを得ない。

「ヒカリのキセキ。」ではモモのおかげで、父が息子に自分を超える絵の才能を見つけだし、絵の世界で生きていけるように厳しくしつけたことが、死ぬ間際の対話によって分かる。
しかしモモがいなければ、息子は父の気持ちが分からずに、自分には絵の才能がなく父を超えられない、父に愛情を向けられたことなどなかったと思い込んだまま残りの人生を過ごすことになっただろう。
息子が描いた絵を「くだらない」と引き裂いておいて、愛されていると信じる子なんていないよ。父親なら言葉で言わなきゃ。

「きみのこえ。」では少年が亡くなった幼馴染みの気持ちを知り、彼女と二人で育てた猫をこれからも頑張って育てていこうと決意する。
しかしモモがいなければ、少女の死の原因は自分にあると思ったまま、猫を捨てて想いを殺していただろう。
猫をこのまま飼おうと決意した少年が起こした行動が、家族に「飼って飼って」と強請るというのもひどい選択だが……まぁ、小学生だから仕方ないのか。

感動を目指したのだろうが、感動とは程遠い。

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