評価★★☆☆☆
あらすじ
傭兵王ライゲンベックが夢みた「人族と混血の国」は短期間で潰えた。しかし希望が残された。傭兵集団鋼の風の脱出劇がそれを証明する。領民たちに見送られ、再会を約したあの炎の列に籠められた願いが。
ベルネは一時的に活動を停止した鋼の風から離れ、大山脈を目指す。旅先で出会う懐かしいものたちと初めての顔。困難な旅を続けることによって、気づかずにはおれないこの世界の矛盾。龍族の狙いはどこにあるのか?
関連レビュー
前巻【傭兵王 創世の契約 3/花田一三六】
感想
あとがきでも言われているように、こりゃ桃太郎だ。
人が猫、犬、鳥の三匹の仲間を連れ、龍を倒しにいく。
猫は、前教皇暗殺の真実を見つけようとする元聖騎士団長・ブロンデル。
犬は、龍族の調査を行うと宣言した民俗学者・フローレンス。
鳥は、龍族に会ったことがあると吹聴している飲んだくれのロッシ。
彼らを連れ、龍族に会いにいこうとするのはおなじみベルネ(=レスティ)
1巻で出てきたマルセル君が、再び登場したのが嬉しかった。
2巻から「鋼の風」の話になってしまったので、1巻の「国境の町」の町民達が懐かしい。
次巻から「国境の町」に戻らないかなぁ。
冒頭がライゲンベックとピコの濡れ場でちょっとびっくりした。