評価★★☆☆☆
あらすじ
あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した……あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけだったから――。これは、ふたりの少女の凄絶な《闘い》の記録。『赤朽葉家の伝説』の俊英が、過酷な運命に翻弄される少女の姿を鮮烈に描いて話題を呼んだ傑作。
感想
これも一つの青春小説。主人公の女の子の語り口が自然であるとともに共感出来て、読みやすかった。
山口県の小さな島、酒飲みの義父、一喜一憂する人間関係、ロリータファッションの女の子、結ばれた友情、全幅の信頼、殺人。
日常の延長として殺人があるかのように錯覚した。